財務の夜明け 実例紹介

経営計画の見直しで起死回生の融資獲得に成功。まさに9回裏の満塁逆転ホームランでした。

【 はじめに 】
こちらは「財務の夜明け」に寄せられたご契約者(ご契約企業)からの声です。
業務の特性上、社名は匿名とさせていただいております。何卒ご了承ください。
by 財務の夜明けスタッフ

【 ご契約企業R社の声 】
創業して七年、社員20名程のサービス業を営んでいます。
「財務の夜明け」さんと出会ったのは、売上が右肩上がりに増えている、いわゆる「成長期」でした。創業時に金融機関から借りた資金もようやく返済が終わり、特に資金繰りにも問題を感じていなかったのですが、これまで銀行からの融資などは代表である私の「経験と勘」に頼っており、今思えば金融機関の担当者にも相談していて相談相手がいるようなつもりでいましたが、彼らは融資を受ける先であって、相談相手では無かったという状態です。

当時は財務担当者を置くことなど考えもせず、自社に財務という業務があることすらあまり深くは認識出来ていませんでした。それどころか、せっかく借金を返し終わったのに、資金繰りに問題が無いのにまた借金なんてとんでもない、会社はどんどん成長しているのだからお金を借りる必要なんて無い。そんな考え方を自分の経験から導き出した「決断」だと思いこんでいました。もちろん社内でそれに対する意見など出るはずもなく、みんな「社長が言っているのだから」という感想だったと思います。興味がないと言っても良いでしょう。

毎月会計士のような「先生」と呼ぶ存在の方には来て貰っていましたし、定期的に面談の時間も持っていましたが、こちらも今思えばただ自説を開示して、人に話すことで不安を解消したり、自信の裏付けにしているだけで、先方も数字を入力する以外で火中の栗を拾うような積極的な関わりは無かったように思います。

自分の決断には自信を持っていましたが、経営計画として開示したこの「決断」への社内でのあまりの反応の無さに不安を覚え、紹介を通じて「財務の夜明け」の門をたたきました。詳細は省きますが、成長期こそ好条件で融資を受けるチャンスであるという一般的なアドバイスさえ、当時は素直に聞くことが出来ませんでした。しかし、この分野でこれまで誰か一人でも親身になって意見を言ってくれる人がいただろうか、会社の数字を見せてこんなにざっくばらんに相談出来る人がいただろうか。そういう思いから、半信半疑で融資を受け、一部を販路開拓の資金に回しましたが、順調に返済を続けました。

コロナ禍を迎え、あの時にアドバイスを聞いておいて本当に良かったと感じています。当時余裕を持って借りておいた資金が無ければ、倒産も視野に入る危機を迎えるところでした。そして順調に返済をしていたことが幸いして、コロナ禍で追加の融資を受けることも出来ました。

自分と異なる意見こそ、尊重すべきである。そう思うと共に、これまで自分では相談したり決断したりを相応にしているつもりだった分野で本当に相談をしたり、決断を後押ししてくれる、時には修正してくれる専門知識を持ったアドバイザーの存在を頼もしく思っています。

自分は数字のことは全てわかっている、自分の決断に間違いは無い。そう信じる中小企業の経営者こそ、定期的に「財務の夜明け」へ相談できる環境の構築をお勧めします。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。